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クリスマス 中国各地の家庭教会弾圧される

2011年12月27日

【新唐人日本2011年12月28日付ニュース】12月25日。クリスマスのこの日、中国の四川省では警察当局が催涙弾を発射し、家庭教会の集会を解散させました。前日の24日、浙江省でも不法集会だとして、信者が当局の暴力に遭いました。

25日、北京の守望教会は屋外で礼拝。会場となった広場は警察当局によって取り囲まれました。アメリカの“対中国援助協会”の責任者、傅希秋牧師によると、当日30数人の信者が拘束されたそうです。他にも浙江省、四川省などでも当局による弾圧がありました。

「対中国援助協会」傅希秋牧師
「北京 浙江の2箇所、四川でも家庭教会が弾圧される事件がありました。四川省閬中の教会が25日 クリスマス行事の時 弾圧され 、警察は催涙弾まで発射し 、信者らを退散させ、信者数人を拘束しました」

浙江省東陽県では24日夜、20数人の警察が家庭教会を襲撃し、信者の親子に怪我を負わせました。

負傷した信者 駱森年さん
「5~6人が飛び掛ってきました。私が殴られているとき、止めに入った息子をも彼らは一緒に殴打しました。倒れた私たちを、更に足で踏んだり蹴ったりしました」

殴打され血だらけになった駱さん親子のほか2人が、不法集会との理由で当局に10時間近く拘束されました。

北京の弁護士 李和平さん
「中国の法律 信仰の自由、国連の憲章に基づくと、公民の信仰の自由は保障されるはずです。彼らは不法集会ではなく、正常な集会です。警察のこのような追い払いのほうが違法行為です」

“対中国援助協会”の傅希秋牧師は、中国では政府が認めた教会でのみ、活動が許されると話します。

新唐人テレビがお伝えしました。



 

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